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ヴィンテージ品の見分け方と蚤の市巡り

2019.07.09Blog

受け継いで紡ぐ暮らしをテーマにヴィンテージ雑貨をご紹介するOmas Garten。

今回はヴィンテージ品の見分け方について少しご紹介させていただきます。

蚤の市で食器を見る際には、まずは有名な北欧食器アラビアやドイツ老舗のビレロイ&ボッホ。フランス老舗のサルグミンヌなど裏に刻印があり分かりやすいものを見つけます。

食器を手に取り、リムにチップがはいっていないか、貫入(年代特有のひび割れのようなもの)はどうか、底の部分の使用感を確認し、売り手の方にどれくらいの年代かなどを聞くことも多いです。
フルセットの食器の場合には、店頭には少ししか展示をしていないことも多いので、枚数なども聞くと教えてくれます。奥から段ボールにぎっしり入れられたフルセットのシリーズがでてくることも珍しくありません。

また、デンマークの陶器は独特の土の質感があり、ナチュラルテイストで美しいものが多く良く目に留まります。また、手作業で作られたガラス製品やテーブルクロスなども美しく、次の世代に引き継いで大切に使わせていただきたいと思うものばかりです。

さらにDDRと刻印されているものは、30年前までドイツは東西に分かれていたので、東ドイツ製のレトロな商品であることを示しています。
今でもドイツの東側には多くの商品が残っており、おもちゃや布製品、文房具などおもしろい雑貨がたくさんあります。

基本的にはドイツのハンブルクより車で行くことのできる、デンマーク国境や北海、バルト海の港町やチェコ国境あたりの小さな村々で買い付けを行っています。

訪れる場所で、観光や現地の食べ物を堪能するのも買い付けの楽しみです。海辺は魚がおいしいので、内陸地の多いドイツでは珍しいです。
ドイツにも方言があり、標準語はライプチヒという街で使われているのですが、北ドイツではオランダ語と混ざったようなプラットドイツ語です。
ゼクシッシュという独特ななまりがあるのはザクセン地方等、地域色もいろいろです。

また、少しづつ、ドイツの生活のことも記事にしていきたいと思います。